こんにちは!
「勉強しても覚えられない…」「記憶力が落ちてきた気がする…」( ノД`)シクシク…
ケアマネ試験合格を目指す上で、最も大きな心配の一つが「暗記」です。多くの受験生さんが、苦手としています。ケアマネ試験は、試験範囲も広く、多くの知識を頭に入れることが求められます。
でも、心配しなくても大丈夫です。
記憶力は、年齢や環境に関係なく、少しの工夫次第で向上させることができます。
今回は、忙しい毎日の中でも無理なく続けられる「記憶力アップ術5選」をお届けします!
さあ、ケアマネ試験合格への第一歩を踏み出しましょう。
1.暗記が苦手な人でも安心!記憶の仕組みを理解しよう
暗記が苦手な人にとって、記憶の仕組みを理解することは非常に重要です。記憶は大きく分けて「短期記憶」と「長期記憶」の2つに分類できます。
まず、短期記憶は、情報を一時的に保持する部分です。
例えば、電話番号を数秒間覚えている場合などがこれにあたります。しかし、短期記憶は、時間が経つと忘れやすく、数十秒から数分の間しか持続しません。
次に、長期記憶は、情報を長い間保持できる部分です。この記憶に情報が移行することが重要です。試験勉強では、何度も同じ情報に触れることで、短期記憶から長期記憶へと変わります。これを「記憶の定着」と呼びます。
例えば、授業で学んだことを復習することで、記憶が強化されます。
また、暗記における「エビングハウスの忘却曲線」という理論があります。
これは、時間が経つにつれて記憶がどのように失われていくかを示したもので、最初に学んだ情報はすぐに忘れてしまい、時間が経つと忘却率が緩やかになることが分かっています。
この忘却を克服するためには、以下の方法が効果的です。
- 反復学習: 学んだことを定期的に復習することで、記憶を強化します。
- 間隔をあける: 短期間に集中して学ぶよりも、時間をあけて少しずつ学ぶ方が記憶が残りやすいです。
- 関連付け: 覚えたい情報を他の知識や経験と関連付けることで、思い出しやすくなります。
- 視覚化: 情報を図や絵にすることで、視覚的に記憶しやすくなります。
これらの方法を試して、暗記力を向上させることができるでしょう。
1.ストーリーメソッド:利用者様の事例として覚える
普段関わっている利用様を思い浮かべながら覚えると、驚くほど記憶に残りやすいんです。
例えば
認知症の中核症状を覚えるとき
→「いつも顔を合わせる佐藤さん」を思い浮かべながら
「最近、同じことを何度も聞かれるようになった(記憶障害)」
「お財布の場所がわからなくなった(見当識障害)」
「お買い物の計算ができなくなった(実行機能障害)」
という具合に、実際のお客様の姿と重ねて覚えていきます。
2.語呂合わせ:制度の数字を覚える
難しい用語や数字は、普段使う言葉に置き換えると覚えやすくなります。
例えば
・居宅サービスの種類
→「来てもらって(訪問)、デイに通って(通所)、泊まって(短期)、レンタル(用具)など」
3.スモールステップ:分野別に少しずつ
一日の学習範囲を限定して、確実に覚えていきます。
例えば
月曜日:介護保険制度の基本的な仕組み
火曜日:要介護認定のプロセス
水曜日:居宅サービスの種類
というように、テーマごとに区切って学習します。
翌日は、必ず前日の内容を5分程度で、復習してから新しい範囲に進みます。
4.アウトプット:現場での実践と結びつける
覚えた内容を、実際の仕事で使ってみましょう。
例えば
・職場の先輩に「この制度について教えてください」と質問する
・利用様のプランを見直すとき、学んだ用語を意識してみる
・記録を書くときに、新しく覚えた言葉を使ってみる
実際に使うことで、自然と頭に定着していきます。
5.場所法:業務の流れに沿って記憶
一日の業務の流れに沿って、覚えるべき内容を配置します。
例えば
・朝のミーティング→「制度の基本」
・アセスメント場面→「課題分析の視点」
・サービス担当者会議→「各種サービスの特徴」
・記録作成→「医療用語や疾患の知識」
このように、日常業務と結びつけることで、自然と思い出せるようになります。
終わりに
これらの方法を組み合わせることで、実務経験を活かしながら効率的に学習を進めることができ、知識の定着が図れます。
ケアマネ試験は、確かに覚えることが多い試験です。でも、皆さんには、現場での経験という強みがあります!
この経験を活かしながら、少しずつ勉強を進めていけば、必ず合格できます。
今までたくさんの利用様と関わってきた経験が、きっと試験でも力になってくれるはず、「今日も一歩前進!」という気持ちで、一緒に頑張りましょう!
皆さんの合格を心から応援しています!
【ワンポイントアドバイス】
・通勤時間や休憩時間を使って、少しずつ復習
・職場の仲間と教え合うのも効果的
・実際のお客様を思い浮かべながら勉強すると覚えやすい
・無理なく、でも継続的に!
2024年ケアマネ試験「合格」向けてオンライン講座で学べる少人数制で学習効率UP